27歳の人工衛星

とくになにもおきません

オービタルピリオド 公転周期まであと198日 

28歳になるまで、これからなんとなく日常で思ったことを綴って行こうと思う。

 

 

生まれてからの27年間というのは一区切りだと常に思ってきた。

 

夢を描けと育てられながら、

18歳までの思春期を終えた。

 

ウルトラマンになれなかった。

海賊王になれなかった。

サッカー選手になれなかった。

ロックンローラーになれなかった。

芸人になれなかった。

 

コミュニティ、進学、就職。

人生の色々な選択を自分でしているつもりなりながら。

 

恋愛して、セックスして。

酒を呑んで、煙草も吸ってみて、仕事をして。

近しい友人が結婚したり、身近な家族の死んだりして。

 

私はこれまでそれなりのことを、経験し、時には誰かのことを追体験しながら、人生というものをなんとなく理解したつもりになっている。

 

 

 

これが1週目なのだろう。

これこそが、人生の"現実"なのだ。

正解や夢などない。目の前にある"現実"だけなのだ。

 

ジミ・ヘンドリクスジャニス・ジョップリン、ジム・モリソン、カート・コバーン、エイミーワインハウス…27歳で死んだロックンローラー達は2週目の"現実"というのが耐えられなかった。金も名誉も、"現実"というものには勝てないらしい。

だから、何かに酔っ払わなくてはならない。

それは、恋愛なのか、ドラッグなのか、酒なのか、信仰宗教なのか、はたまた資本主義なのか。

 

2週目は"現実"というものを受け入れながら、

歩かなければならない。

息を潜めて、時々信号を発信しながら生きていく。このブログもひとつの、私なりの信号だ。

 

 

28歳のカレンダーは生まれた日から

初めて曜日と日付が一致するときらしい。

公転周期。オービタルピリオド。

暦の上でも人生2週目なのだ。

 

管制塔、管制塔。

こちら人工衛星

現在27歳と167日目のポイントを通過中。

あと1時間でまもなく168日目に突入する。